「や、ぁ、ぁあッ、やめッ」
「きもちいー?ダーリン」
「ひ、あ、やッ!やだ!やだぁ!」
「そんなかわいい声ださないでよ」
しごくはやさと比例して、豪星の気持ちよさが増していく。
これは、猫汰のゆびだ。五指がばらばらになって、油のようなものとともに、性器をぬるぬるといじられている。
「は、ぁ。ぁぁあ……ッ」
「よいしょ」
豪星から見えない位置にいた猫汰が、豪星の胸元までのぼりあがってくる。
豪星のシャツをむいて、自分の胸を合わせると、そのまま手だけを性器に残してこすりはじめる。
「やめてぇ……ッ、ねこたさ……ッ」
「だーめ。ダーリンは俺に、俺がすごく嫌になるわがままを言ったから、ダーリンは、俺がわがままをゆるしてあげたお礼に、童貞をあげないといけないの。
それでチャラにしようね。ケンカするのはいやだもの。
ま、もともと、卒業したら童貞くれる約束だったしね」
「こんな、あッ、こんないきなり!ひ、ひッ、ひど……ッ」
「だってダーリン。いやらしいことしようとするとすぐ逃げちゃうから。
あと俺ね、りゅーちゃんとのこと、まだ怒ってるから。
ダーリンのこと、てめぇぶち犯してやろうかくらいに思ってるから。
そいう気分の内にしておこうかなって」
「や、だめ!や、イクッ」
ひときわつよくしごかれて、性器がびくんと跳ねて、中身が飛び出る寸前。
「だめ」根元をぎゅうとつかまれた。「いぃッ」短い悲鳴がのどをしぼる。
「だめだよダーリン。童貞なんだから、いっぱい出しちゃって、あとでもたないと俺がこまるでしょ?
というわけで、こっちもしばるよ」
「えぇ!?」どこを。と、聞く前に、「あぁ!!」性器の根元を、ぐっとヒモのようなものでしばられる。
「ひ、ぃッ」
「ふふ。もっときもちよくなろうねぇ?」
豪星の顔にまでちかづくと、猫汰が「あ」と口をあけて、豪星の唇のなかにはいりこむ。
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