「可愛くも後輩だとも思ってねーし!つうか気やすく触るんじゃねぇよ!はなれ……っ」

「お願い!教えてくれたら!文化祭で豪星先輩が猫耳メイドしてた時に偶然撮ったパンチラの写真あげるから!」

「なんだと!?」「なにそれ!!」先輩二人の声が同時に上がる。一方は歓喜に満ちて、もう一方驚愕に満ちている。

「ちょ、ちょっとへんじ君!なんでそんなの持ってるの!」

「いやー、ほら、ほんとは黒メイド龍ちゃん撮ろうと思ったんすけど、たまたま、ほら、先輩たちが教室から出て行った時、豪星先輩のスカートがいきおいよくめくれたんで、つい。ぱしゃっと」

「そんなとこ撮らないでくれる!?」

「そそそそそそうだぞお前そそそそそんな奇跡のいちまいとととと撮るなんてううううううらやま」

「猫汰さん!なにうろたえてるんですか!」

「良いもん撮れたんで、いつか猫先輩の脅迫材料にしようと思ったんですけど、まあこの際だし使って良いかなって」

「よくないからね!?」

しってるしってる。

知っててやってる。

「……ふう」ひととおり混乱して落ち着いたらしい猫先輩が、ぽんと、こちらの肩をつかむ。

「しょうがないな。可愛い後輩の進路がかかってるし、俺がひと肌脱いであげるよ」

「猫汰さん!写真目当てでしょ!?分かってるんだからね!?」

「なにいってるのダーリン。俺にそんな下心なんてないよ。…………………………で?ほんとに撮ってあるの??」

言ってるそばから正直な人だなぁ。

「ちょっと、確認だけさせてよ」ひそひそ耳打ちしてくるので、「はいはーい。これっすよ」ぺかっと、スマホを点灯させると。

「…………………………ひいいいいいなにこれ!!ほんとに写ってる!!チラところじゃないって!モロ!!モロじゃん!!パンモロじゃん!!しかも俺がラブリーパークの時に買ってあげたパンツはいてる!!ひいいいいいい奇跡のいちまい!!属性の盛り込みすぎで俺の性癖が!!やばい!!爆発する!爆ぜてとんじゃうううう!!」

「お気に召したようでなによりだな」

「だね」

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